2008/02/03 12:57
弐吉さんから昨年の秋頃に連絡を貰っていた舞台を観に…い、いざ!世田谷パブリックシアターへ(ノ××)ノ
あわわ…わわわ…世田谷パブリックシアターってどこでしょう(笑)?
初めての劇場は迷いやすいのです。
でも小劇場ってわけじゃないからきっと…看板は出てるだろう!
到着した駅から徒歩数分の場所にある複合施設的巨大な建物の
中にあった…これ…あちき1人で来たら迷子けってーいかな(汗)。
劇場入ってあまりの美しい箱(劇場)に溜息。
ロビーやなんかは普通な感じなんだが…1歩、観客席側へと足を
踏み入れると『これから芝居を観る』為の下準備的な視覚から
訴えてくる幻想的な外壁や天井絵があった。
独創的な作りでとても階下にTUTAYAとか東急ストアとかがある
とは思えない非現実的空間。
や〜、なんっか久々に観劇する前に現を飛ばせた感じがしましたなp('へ')q
さて、内容はというと。
勿論『新・雨月物語』ってなことですから古典文学『雨月物語』を
題材にとっているので怪談話の舞台。
ちなみに『雨月物語』は九篇の小説から成る短編集ってところ。
個々の作品名は…「白峰」とか「菊花の約」とか「浅茅が宿」「吉備津の釜」
とかだったと思う。
もう随分昔に読んだのであまり覚えてはいない。
ただ、この作品は物の怪っていうか幽霊が出て来る。
それを舞台でどう表現されているかが楽しみだったわけ。
ストーリー的には…う〜ん、大昔っていうか1950年代に映画化されてる
『雨月物語』っぽいストーリー。
秀吉が太閤さまと呼ばれてた時代頃を背景として器を焼く山の民がどう生きて
いくかという選択する道すがら巡り交わった奇妙な物の怪の世界との遭遇と
いうかそんな感じ。
作風はまったくおどろおどろしくはなく、時代物だけど小難しくはなく
あっさり風味。
場面転換は主にライティングのみというシンプルさが実に妖しjく
幻想空間を魅せるような感じで終始感嘆した。
ただちょっとビックリしたのはオープニング(笑)。
間もなく始まるというアナウンスから数秒経った頃…ミンミンと蝉の鳴く音が
どこからともなく聞こえる。
が、客席側が暗転したわけではなかったので観客はまだざわついた感じ
のままの状態にあった、そんな中に薄明かりのなか1人の旅の侍姿の役者が
舞台袖からゆったりと音もなく歩いていた。
え?もしかしてもう本編始まったの??
観客側は大混乱(笑)。
もちろんあちきも『あれ?もしかして始まってる??』と疑問系。
いやいや、こういうのも良いね。
なんていうか集中したくなる。
演出と照明の巧みにゾクゾクする舞台はとても感動する。
大掛かりなセットは舞台中央の床に人1人が出入り出来る程度の丸く
開いた穴のみで、他にセット(風景が描かれたようなものも建物の
ような大道具も)はない。
全体的に薄暗闇の中。
照明が変るだけでそこが釜だったり囲炉裏のある居間だったり
彼岸花の咲き乱れる野谷だったり、蝉の声が響く山路だったりと
見える巧み。
久々にこういうストーリーや演技だけで魅せるのではなく、全視野に
訴えかける絵画のような舞台を見たって感じがしました。
や〜良かったな。
体調不良とかじゃなければもう一度は観に行きたかった作品でした。














