れびの徒然BLOG

徒然なるままに。

舞台「キスしてほしい。」千秋楽観劇

2008/02/20 10:17
記憶が薄れちゃわない前に書いておきます。

再び笹塚へ。
やっぱ職場からだとちょっと遠いな…笹塚。
新宿から1駅なのに遠く感じますねぇ…なんでだろう?
でも今回は初日の時のように遠回りせずに改札口から
真っ直ぐに劇場へ(笑)!
ほんと…1分とかからない距離。

さて内容は初日観劇で書いた通りなんだけど…
結核の隔離病棟での群像劇・ALLハッピーエンド版。
今回の佐伯さんは結核患者で銀行員、それも結婚してて
職場に愛人もいるという設定。
風貌は…あまり銀行員という感じがしなかったなぁ。
サラリーマン(営業風)には見えたけど。
今回はなんだろう…ちょっと薄めのテイストな演技に見えた。
我を張らない感じかな…結構どの舞台でも自然と我が出て
るように見える佐伯さんがソースじゃなく醤油って感じでしたねぇ。
これはこれで面白い♪
愛人は同じ銀行に勤める受付のインテリさん。
妻はハイテンションなちょっと一風変った習い事に勤しむ女性。
インテリな彼女が奥さんから頭脳プレイで旦那を奪い取って
離婚に追い込むが、それがバレて結局元の鞘に戻るというのが
1つのストーリー。
同時複数的に患者たちの個々のストーリーが展開している
のでそれと絡み合いながらの時間系列。
銀行員の患者(佐伯)以外のストーリーは町工場の若社長の患者
とその家を早くに勘当されていた若社長の愚弟の死んだ父親を
絡めた家族の歯車の食い違いのストーリー。
女子高生の患者の大学受験と母親のその家庭背景から生じる
志望校進学の争いのストーリー。
浮浪者で行き倒れていて収容された患者と医者の過去の接点
から抱えた柵のストーリー。
然程売れてはいないミュージシャンの患者とそのマネージャー
のストーリー。
この病棟で働く男女の看護士の小さくすれ違いながらの
恋のストーリー。
この全てが1つの舞台でほぼ同時進行して行くという感じで、
初日はこうなんていうか…丸い器に歪なあっちデッパリこっち
デッパリのゴツゴツの器より大きな金平糖を無理矢理ゴリゴリ
とその器に入れ込んだ感じだったんだけど…千秋楽にはその
デッパリが滑らかにまあるくなってイイ感じに収まったとい
った感じですんなりと見れたなあ、と。
ただやっぱり1コのストーリーとして観るには途中のミュージ
シャンのマネージャーの歌うシーンが長いとことか…愛人が
急にラジオのDJになるってのは…別になくてもいいんじゃ
ないかなあ?とか思ったりもした。
なんていうか…蛇足的な感じで順調に波を作っていた物を
パツンっと塞き止めてしまった感覚に陥ったから。
まあ…面白かったんだけど…気持ちが舞台に入り込むとまでは
いかない…なんというかTVドラマを観ているような感じの
舞台だったかなあと。

あ、そうそう。この舞台でんっと…どれくらいぶりなのかな?
『霧薔薇』ぶりだからなぁ…三枝さんの芝居を観るのは。
以前観た時から比べると、格段に力強い演技になったなぁと。
もうちょっと彼の演技を観てみたいなぁと思った。
3月も彼の舞台があるようなのだけれど…果たして行けるかな?
スケジュール的にも…肉体的にも…最近結構ギリギリだし
あまりムリはせずにいようと。



舞台「キスしてほしい。」初日観劇

2008/01/31 18:45
今年一発目の舞台観賞。
激烈体調不良の中…それでも這ってでも行く。
うん、佐伯さんの舞台だからね。

んで笹塚。
なんか大昔に1度だけ来たような?来なかったような?
そんなイメージの笹塚ファクトリー。
えっと…笹塚駅に着き、思いっきり良く迷子になりました。
駅から目と鼻の先にある徒歩1分とかかるまい!的な
劇場へ遠回りして到着。

看板ちっちぇええ!!

もっと世の中の迷子さんの為に看板はおっきく!お願いしますm(__)m

んで内容は結核の隔離病棟での群像劇・ALLハッピーエンド版
ってなところだろうか。
良くも悪くもはちゃめちゃっぷりの出ているコメディタッチの劇かな?
いまいち掴み処のないストーリーだった気もする。
結核を患い入院しているたちと見舞い人・家族と医者と看護士たち。
患者と患者の愛人と妻。
患者とその母親。
患者とその愚弟。
患者と医者。
看護士同士の恋。
この組合せが入り混じることなく1つ1つが1つの流れで終る。
う〜ん少しだけよそさまと肩の擦れ合うオムニバスっていうような
イメージだったんですが…。
人間模様は面白い。
ただまだ1度しか見ていないと、この本のもっと面白いところは
見えてこないのかもしれないなあと。

なので千秋楽を観にいこうと思います。
い、生きていれば…



スタソン本公演『えくぼ』-people song-千秋楽観劇

2007/10/01 18:18


※感想は後日※



『鏡と涙と伊右衛門と〜新・四谷怪談〜』観劇

2007/09/30 13:18
久々に弐吉どんの舞台♪
そして久し振りの俳優座。うっかり俳優座の場所を
ウロ覚えになるくらいの久し振りさに愕然。
が、劇場に入るやいなや…
「嗚呼やっぱ俳優座サイコー!」と身震いするあちき。
いやぁ〜なんていうんだろう。
俳優座独特の匂いがするんすよね。
凛とした空気とステージの匂い。
う〜ん、やっぱこういう箱に来ると”芝居観に来たぁ!”
ってな気分になる。

さてさて今回のお芝居。
最近行く芝居はぶっ続けが多かったのだが久々に…
そうねぇ…あ、”ええじゃないか”ぶりかな。
幕間休憩がある舞台だった。

ストーリーはあの有名な狂言『東海道四谷怪談』の
出生の秘密をめぐるパラレルな現代劇。
舞台は四谷にある古いアパートから始まる。
現代歌舞伎作家・文太郎は執筆に行き詰まり、1人
このアパートに転がりこみ、引き篭もって筆を取る。
そのアパートにはヤクザやヤク中…様々な世間の
ハンパ者が群れている。
そんな中、文太郎の前に1人の老人が現れる。
それは『東海道四谷怪談』の作者・鶴屋南北だった。
その後、アパートに住む男女が戸板に打ち付けられ
川に流されるという猟奇殺人事件が起こる…ミステリー
でホラーな中に人情や人の繋がりが盛り込まれた話。
文太郎が描く”四谷怪談”の世界と現実世界が交差
するシーンは幻想的な赤と黒のコントラストで
妖しく情熱的な演舞が交えられていて観客を惹き込む
演出がにくい!
”四谷怪談”を劇中劇として魅せるのだが…
黒い洋服の上に紅色の着物を羽織り、白塗りの顔で
群舞するシーンは鮮やかでとても印象的。
また後半の殺陣も鮮やかな立ち回り。
ストーリーが精神的な部分でダークな反面、舞や殺陣
が躍動的で”観せる芝居”で一時も飽きることがなかった。
「四谷怪談」とは銘打ってるものの「四谷怪談」の
ストーリーでは一切動かない。
そして誰も居なくなったという結末までのスピード感は
中休憩があったとは思えない程。
演じる側も体力勝負だろうが、こういう作品は観ている側
も体力勝負だと思う。

これだけ既存の本を題材にオリジナリティ溢れて
ブッ飛んだ展開を魅せる舞台はなかなかないんじゃ
ないかな?と思わせる魅惑的な舞台でした。
またこの芝居が俳優座の箱の空気に合う!!絶妙!

今回はこの作品1公演しか見れなかったのが残念。
出来ればまた再演してくんないかなぁと思う。

※07.11.10 UP※



スタソン本公演『えくぼ』-people song-初日観劇

2007/09/25 13:02
久々のスタソン新作。
ここんところずっとKOBだったからね(笑)。
今回は新しモン詰め合わせセットみたいな感じが…
箱は東京芸術劇場小ホール。
43人の大勢キャスト。
そして本は新作。

ストーリーは1人の脳外科医がオペミスにより患者を死なせた
後から話が始まる。
今までただ只管突き進んで来た道と己に躓いた彼が出会う
己自身の内に巣食う様々な模様とは…。
って感じで彼の脳内の話がメイン。
今回の佐伯さんの役どころはセンセイの悪行の化身・マリカ。
黒いロングコートを翻し、もさもさの長い髪にパーマをあて、
口と顎に髭を蓄えた姿は…不気味なカッコよさ。
これが照明を背から浴びて語りかけてくる時の闇感が堪らなく
イイ!!が、電車の中とかでこういう人が隣に立ってたら…
間違いなくビクゥってなってちょっと避けるかも(笑)。
脳外科医のセンセイを高島(広芳)のあんちゃん。
苦悩するセンセイがマリカの誘いにのり、とある旅に出る。
そこはセンセイの脳内の架空次元なのだが…その中で存在する
センセイを原田のあっちゃんが演じる。

脳内でのとあるストーリー。
全ては「ネムリ」という1点へと誘う為の複数の話の中の
1節部分が語られてセンセイがその中を体験したことで
彼は新たな自分の1歩を踏み出せるという感じの流れだったが…

話がどうとか…効果がどうとか…本がどうとかってより…

初日は何より…

”色々な尺がのんべんだらりな長さ”

で2時間を超える公演時間なのだ。
全体的になんというか…ネチネチネチネチとした流れで
さっぱりしないのと同時にやっぱり人間の集中力と時間経過
による記憶作業の低下は1時間半程度だと思うと思った。
何しろ…ストーリーの半分ほどに達しただろう頃…
スタソンに珍しく中弛みっぽい感触に捕われてしまった。
で、自分の記憶作業にも驚かされた。
センセイ@高島のあんちゃんが話の都合上、最初と最後に出て
来るのだが一瞬…

「え?」

っとなった。
そして始まった直後の記憶を掘り出すという作業が瞬時に
行われて「ああ、そうだった」という記憶の塗り替えが行われ
事なきを得るのだが。

2時間を超えていようがテンポ良く全てが配置されたストーリー
なら特にこんな具合悪く感じることはないのだろうが…
それがちょっと観劇して”疲れた”と感じさせたところな気がする。

本自体は…なんだろう。
面白くないわけではない。
でも造りたい色に近付かなくて色々と絵の具を混ぜて…
混ぜて…混ぜて…混ぜすぎて黒っぽくなってしまったような
複雑な話の上に白いベールをかけてしまったら読解力と記憶
作業に負荷かけまくりな話になったというか…。

でも今回は衣装や照明、音響がすっごく凝っていて眸を十二分に
楽しませてくれる舞台。
殺陣もかなりパワフル。
笠原さんと横山さんの乱闘シーンは迫力で息を飲みました。
っていうか笠原さんの武器が鋼鉄フラッグなんだけど…
最前列で見ていたからか…舞台の端側でそれを振り回すと
必然的に頭上をぶぅ〜んってそれが通過するわけだ。

こえぇぇぇぇ〜〜〜〜よぉぉぉぉぉぉぉっ!!!

当たらないだろうけど…こう風圧がぶわぁあって頭の天辺の
髪をワサワサワサぁ〜って逆撫でていくのは臨場感あるけど
ゾクゾクして気が気じゃなくてビクビクした。

あ、今回好きなシーンはあっちゃん@センセイになって自分が
若返っていることを認識するシーンで、自分の顔、腕、そして
腹を撫でくりまわして…ハリがある!皺がない!脂肪が減った!
というこの3段落ち。
とても滑稽だが非常にリアル臭い。
そしてコミカルなそれなのに少しの哀愁が絶妙ブレンド。
思わずぷっと笑ってしまうシーンが好き。

マリカ@佐伯さんで好きなのは善(白)多数との悪(マリカ)
1人の入り乱れた殺陣のシーンの1部に全身を高く掲げられ
順繰りに手から手へ受け流されていき、ガクンと落とされる
演出があるのだが…そこだけ前後の殺陣の流れと違うスロー
なテンポで前後の殺陣にメリハリが出て好きだったかなぁ。

好きな混沌とした集合体な話で好きなんだけど如何せん
この全上演時間の時間配分だけはどうも嫌い。
千秋楽までにどう象ってくるかは楽しみだけれど…。



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